
~~ 「正倉院展」 ~~
毎年、この時期になると話題になるのが、奈良国立博物館で催される「正倉院展」です。 「正倉院展」とそれに関わる事柄を整理しておきましょう。
1)以下、国宝について述べたものです。〔***〕の中を埋めてください。
日本にある美術工芸品(文書類を含む)、建造物などの〔1.***〕のうち、とくに価値が高く、保管・管理について国が補助する必要のあるものが国宝とされています。
以前は国宝保存法と古社寺保存法によって指定されていましたが、1950年(昭和25年)に新たに〔2.***〕がつくられ、現在はそれに基づいて指定が行われています。
これにより、それまで国宝であったものは、一旦すべて〔3.***〕となりました。
いま国宝といわれるものは、この中からさらに重要なものと認められ、指定されたものです。
2)現在、国宝の指定を受けているものの数は、どれくらいでしょうか?
A)約800件 B)約1100件 C)約1400件
3)以下は、国宝の件数の多い都道府県のトップ3です。どこの都道府県でしょう?
A)絵画:69 彫刻:3 工芸:93 書跡:91 古書:17 考古:17 歴史:0 建造物:2 合計292
B)絵画:44 彫刻:42 工芸:15 書跡:55 古書;27 考古:3 歴史:0 建造物:52 合計238
C)絵画:9 彫刻:76 工芸:37 書跡:13 古書:1 考古:8 歴史:0 建造物:64 合計208
※数値は2024.10.01現在のもの
4)以下、正倉院について述べたものです。〔***〕の中を埋めてください。
律令時代に、各地の官公庁や大寺院の倉庫として建てられたのが正倉、それらがあった一画が正倉院です。
各地にあったものは年月の経過とともに失われ、奈良の〔1.***〕の正倉院だけが今に残ることになりました。
〔1.***〕の正倉院の歴史的価値は、唯一残った正倉院であるだけでなく、そこに収められた約9000点の宝物の多さと価値にあります。
796年、〔2.***〕天皇の七七忌(四十九日)にあたり、光明皇后は天皇の遺愛品600点余を大仏にささげました。これが正倉院宝物の起りです。その後も、数々の貴重な品の収蔵が続き、現在に至っています。
ただし、国宝の観点でいえば、正倉院の国宝は1点。正倉、つまり〔3.***〕造りの倉そのものが国宝に指定されているだけです。
正倉院の宝物は古くから天皇の御物(ぎょぶつ)として、厚く保護されてきました。現在は宮内庁の管理下にありますが、いずれにせよ改めて国宝の指定をして保護をする必要がないためです。
正倉のみ国宝指定された理由は、平成10年の「古都奈良の文化財」の世界遺産登録に必要であったからとされています。
「正倉院は〔4.***〕の終着点である」といわれます。正倉院の宝物は、国際色豊かな中国盛唐の文化を母胎とするがゆえに、中国だけでなくインド・イラン・ギリシャ・ローマ・エジプトなどの各地の諸要素が包含されたものであることを、この一言は示唆しています。
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