GHQ(「とっとと国に帰れ」)の話です。
USA、WHO、UNESCO、IOC、FBI・・・
アルファベット略称というのだそうです。
ご存知でしょうが、念のため。
USA :アメリカ合衆国(United States of America)
WHO :世界保健機関(World Health Organization)
UNESCO :国際連合教育科学文化機関(United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization)
IOC :国際オリンピック委員会(International Olympic Committee)
FBI :連邦捜査局(Federal Bureau of Investigation)
FBIは若い方はご存知ないかも知れませんね。年配の方なら、アル・カポネを逮捕した捜査官エリオット・ネスを主人公にしたTVドラマや映画を懐かしく思い出されるでしょうが・・・。
とにかく、今はこれらのアルファベットの集団(?)を、ある程度は知っておかないと新聞や雑誌も読み辛いことになります。
中でも国連に関するものについては、中学受験にも出題されるらしく、次のようなのを覚えておく必要があるそうです。
I:国際(International)/UN:国連(United Nation)/W:世界(World)/O:機関(Organization)/M:通貨(Money)/F:基金(Fund)/E:教育(Education)/S:科学(Science)/C:文化(Culture)/H:健康(Health)/L:労働(Labour)
さて、本題はここからです。
戦後の数年間、小学生からお年寄りまで、日本人なら誰もが知っていた外国人名がマッカーサーであり、アルファベット略称がGHQであることは異論のないところだと思います。
太平洋戦争後の日本を占領・管理するための最高司令部として1945年からサンフランシスコ講和条約の発効する1952年まで東京にあって、実質的に日本を統治したのがGHQであり、その最高司令官がダグラス・マッカーサーでした。
以下は、亡くなった母親から聞いた話ですが・・・
ある日、近所の小学校低学年の男児が大声で歌っていたそうです。
♪ボクのお母ちゃん、マッカーサーで・・・♪
これを聞いた大人は全員、その家がカカア天下であることを察したとのこと。
マッカーサーがどれほど偉かったか?については、これでおわかりになることでしょう。
そのマッカーサーと向き合った日本の総理大臣が吉田茂でした。
サンフランシスコ講和条約により日本の独立を果たした人物です。
現代とは比較にならないほど政治に携わった人たちが立派であった時代に、その中でも一頭地を抜く存在の人格識見ともに優れた人物でした。
その上に、英国大使も含めての外務官僚時代に培ったユーモア感覚もあったようです。
そんな吉田茂の、ある日のマッカーサーとの会話です。
吉田:閣下、ところでGHQとはどういう意味ですか?
マッカーサー:(そんなことも知らないのか、という顔で)GHQとは、「General Headquarters」を略したものである。
吉田:そうでしたか! 私はてっきり「Go Home Quickly」かと。
